キングスマンの感想文で解説はなし。

 

英国らしいブラックジョークの効いたコメディアクションだった。

アクション面は文句なし。

話としては暇つぶしにはよかったが、最終的な展開はほぼ最初から完全に読み切れるため面白さはなし。

小ネタが秀逸で、スパイ道具や、ビッグマックは笑えた。

この映画では、死んでもいいと思う奴はギャグのノリで死ぬ。いっそのこと主人公の母親が赤ん坊を殺すところも含めて、ギャグのノリで最終的には主人公を含めた主要キャラ全員が死ねば満足した。この部分を批判するのは、間違っているという批判が出るのも、本来エンタメとしてみるだけのものとして意見がお門違いなのも分かるが、さすがに上流社会や階級社会・知性社会に対する労働者階級、反知性からの差別要素が強くて不快指数が私の許容限度をオーバーしてる。

もしかしたら、この原作者や監督が、主人公側のもつ逆差別的要素を盛り込んで、不快指数を高めて表現したいのかもしれないとも考えたが、明らかにそういう描写や演出がない(敵役にもっと思うことを喋らせる、首が吹っ飛んだ人たちの家族を出す等)ため、暴れん坊将軍等が爽快ものとして見れない私から見れば、極端な勧善懲悪正義ものの王道だったため本来であれば★1

だがアクション映画とコメディ映画という点を加味して★3という評価。

もし、終始一巻して人が死ななければ★4の映画だった。

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