人狼ローカルガイドブック
人狼とは、6人~20人程度でプレイされる多人数参加型の推理パーティゲームです。
プレイにはTS(TEAMSpeak3)を使用します。
TEAMSpeak3を導入していない方は、こちらの手順で導入をお願いします。
★ゲームルール★
人狼は、参加者が村人側と人狼側に分かれ、相手の陣営に勝利するためコミュニケーションと与えられた役割の能力を使って戦うゲームです。
【役職の種類】
村人、人狼陣営には、以下の役職があります。
村人陣営
●村人
特別な能力はなにもありません。
議論の中で怪しいと思う人物を探し出し、村人側の勝利のために人狼を見つけ出して処刑していきましょう。
●占師
夜のフェイズにて誰か一人を占い、彼が“人狼”か“人間”かを知ることができます。
他の村人の目となり耳となり、村人側を勝利に導きましょう。
●狩人
夜のフェイズに誰か一人を護衛することで、護衛対象がその夜攻撃された場合、対象を人狼の牙から守ることができます。
ただし、自分自身を守ることはできません。
人狼陣営
●人狼
人狼は夜のターンで、誰か1名を指定し、襲撃して殺すことができます。
人狼が死ぬのは処刑された時だけです。よって、投票によって吊られないようにしなければいけません。
あなたはいかにも村人であるかのように、また村人サイドの役職を持っているかのように振舞うなどして、処刑されないようにする必要があります。
●狂人
狂人は、人であるにもかかわらず、人狼の味方をする役職です。狂人は最も振る舞いが難しいと言われています。
狂人の仕事は「とにかく村を混乱させ、進行を人狼有利に運ぶこと」です。
なお狂人は人間なので、占師に占いをされた場合でも、「人間」と判定されます。
【勝利条件】
・村人陣営
人狼を全滅させること
・人狼陣営
人間を減らし、人間と人狼の数が同数にすること
人狼はゲームのフェーズが以下の3つに分けられています。
1.夜
2.朝
3.裁判
それでは、ゲームの詳細なルールを見ていきます。
1.0日目の夜
ゲームは、0日目の夜というターンから始まります。このターンは、ゲームマスターから個人チャットで役職が全員に配布されます。
マイクをミュート状態にして待機してください。また、人狼は味方の人狼がいる場合はゲームマスターから自分が人狼であるとともに味方の人狼が誰であるかも通達されるので、TeamSpeakの個人チャットで連絡をとることが出来るようになります。
このターンは、自分が配布された役職の確認と、人狼側がチャットする時間を設けるだけで各役職ごとの行動は出来ません。
2.1日目の朝
ゲームマスターが「朝です。」と連絡したらマイクを使う方はマイクのミュートを解除してください。
特に情報のない状態で朝を迎えます。参加者全員で、議論を行います。
最初は情報がないため、喋ることが少ないかもしれませんが、少ない情報の中から村人側は議論を行いながら、誰が人狼であるかを探します。
人数が7人以上の場合、1人ずつ順番に発言することを、ゲームマスターが指示します。
全員が喋り終わったら、自由討論時間です。発言した人がチャンネルチャットか、ボイスでゲームマスターに発言許可をとってください。
相手に対する質問や要請など自由に行うことができます。その場合、発言権を与えられた人が最初に喋りますが、それに対して返答や議論は誰でも自由に行えます。
3.1日目の裁判
投票(多数決)を行ない、票が最も多い参加者を処刑します。処刑したい人物を個人チャットでゲームマスターに送ってください。
基本的には、村人は昼の議論の結果、人狼と思わしき人物に投票します。一方、人狼側は村人側に投票します。
相手の裏をかくために、わざと敵ではないと思う人物に投票する事も可能です。自分自身に票を入れることは出来ません。
また、議論の中であらかじめ誰に投票するのか約束しておくこともできます。もちろんそれを守らないこともできます。
それぞれがゲームマスターに個人チャットで投票を済ませた後、ゲームマスターからは投票で、誰が誰に投票したのか発表されます。
その中で、最も票数が多かった人が処刑対象となります。
処刑される人は、処刑前に一言何かをいって死ぬことができます。
このゲーム、忘れてはならないのは、自分が死んでも最終的に自分の陣営が勝てば勝利なので、自分の陣営に有利になるのような発言をして死ぬべきです。
裁判の投票は、両陣営にとって誰がどの役職なのか予想するヒントになります。
※死亡した参加者はこの後、次のゲームまで一切ゲームに参加できません。死亡者がどの陣営かはわかりません。
「投票の結果、票が同数の場合」
もしAさんに3票 Bさんに3票 Cさんに2票という状態になった場合、AさんとBさんそれぞれが申し開きを行う時間を設けて
総数8票でAさんとBさんを対象にした決戦投票を行い、票数の多かった人が処刑対象となります。
「決戦投票でも同数になった場合」
両方とも処刑になります。
4.1日目の夜
夜になったら全員マイクをミュート状態にしてください。各役職ごとの操作を行うことができます。
村人:何もできません。
占師:誰か一人の名前をゲームマスターに個人チャットで言うとゲームマスターから、対象が“人狼”か“人間”かを知ることができます。
狩人:誰か一人をゲームマスターに個人チャットで通達することで、護衛対象がその夜攻撃された場合のみ、対象を人狼から守ることができます。ただし、自分自身を守ることはできません。
人狼:人狼は、夜のターンに人狼以外の一人を襲撃できます。(狂人は人狼陣営だが、襲撃可能な対象です)
人狼が複数いる場合、ゲームマスターから最初に仲間を教えられているので、仲間と個人チャットで話し合い代表者1人がゲームマスターにチャットしてください。
狂人:何もできません
5.2日目の朝
誰が夜のターンに殺されたか分かる以外は、1日目の朝と同じ順序です。
※死亡した参加者は一切ゲームに参加できません。死亡者がどの陣営かはわかりません。
これ以降は、どちらかの陣営が勝利条件を達成するまで「朝ー裁判ー夜」の繰り返しになります。
勝利条件を達成した場合、達成した段階でゲームマスターから告知があります。
ゲーム中は、ゲームマスターの指示に従って行動してください。
不明な点があれば個人チャット等でゲームマスターに聞いてください。
このゲームの醍醐味
このゲームの醍醐味は、お互いの役職がゲームが終わるまでほぼわからないということです。
村人にとっては、自分以外の全員が人狼の可能性を持っています。すべての人を疑わなければなりません。
そして、議論と投票という権利を使って人狼を処刑しなければなりません。
人狼側は、村人に処刑されないよう、村人だと偽り、人狼と疑われないような言動を取らねばなりません。
夜のターンには、村人を殺していき、同数になるまで村人を殺した時点で勝利となります。
※人狼側と村人側が同数になった段階で多数決で村人が勝利できないことが確定するからです。
参加者同士の駆け引き、ハラハラ感が楽しいゲームです。
TeamSpeakの人狼プラグインを製作中、ゲームマスターはプラグインで自動化されます。(2014年7月頃公開予定)