日本版ポリティカルコンパスを試してみた。

http://sakidatsumono.ifdef.jp/political-compass.html

 

http://sakidatsumono.ifdef.jp/draft3.html

結果は以下の通りだった。

政治的な右・左度(保守・リベラル度) 0

経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派) -2.59

で「保守左派」という結果だった。(政治的な右・左度が「0」になり、「保守」と表示されていたので不具合かと思ったが質問の答えを1つ変えたところちゃんと数値が変動したので、不具合ではなさそうだった。)

 

私は、日本と世界の政治に関心はあるが、何が良いことか悪いことかは、立場によって変わると考える相対的な考え方を物事の中心にしているため、諸々の問題・課題において、少数派であることが少なくない。正確には、自分の中に相反する異なる意見が存在していることが多い。そのため、私は、物事の見解について、寛容でありたいと思っていた。それは、逆説的に寛容でなければ、自分の他方または複数の意見を否定することになってしまうからだ。そこで、自分は、政治的にいまどの位置に知るためにこのテストを受けてみたが、まさかの結果だった。

もちろん、ポリティカルコンパスは、設問のそれぞれの問題は、個人レベルで是々非々であるので、単純に右翼・左翼が全ての意見が違う、または右翼の中でもレベル感に差があるということも当然多いと思う。

また、この日本版ポリティカルコンパスも、1つの立場(当然、全体のバランスを見て設問や重みを吟味されているだろうが)によって作り出されたものであるため、政治的に真の意味で、ニュートラルな人など存在しないといえる。真の意味でいえば、ニュートラルな状態とは”全くの無関心”と呼べる状態だけであると思うが、政治的なことを考える人たちから見れば、ニュートラル(政治に無関心)な状態は、右左のどちらにとっても、”良くない”こととなる。

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